ご乗車ありがとうございます、婚活列車のあいかです。
元バスガイドが秋田・仙台・盛岡を中心に東北のご縁をつなぎます。
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「なくて七癖、あって四十八癖」
どんな人にも多少のクセはあるだろう、という意味のことわざですね。
今回は、これまでいい感じに進んでいたのに、お相手のとあるクセが無理すぎて交際終了した40代女性会員さまのお話です。
※一部脚色してお届けします♡
明るくてサバサバしていて、責任あるお仕事を頑張る40代女性会員さま。
同世代の男性とプレ交際が成立し、順調にデートを重ねていきます。
デート報告では、
「気負わず自然体いられて楽しく過ごせたと思います。
お菓子もいただき、とても嬉しかったです!」
「お互いに自立した関係でありたいと思うのですが、お相手も必要以上にベタベタする関係は苦手だそうで、価値観は合うのかなと思っています。」
と、フィーリングよし、価値観よし、と着実に確認ができているようでした。
彼は他県の方でしたが、何度かお会いして結婚観のお話も進めて、移住のイメージもできてきたとのこと。
3回目のデート後に彼女とお話したのですが、
「彼となら、結婚後も自分らしく過ごしていける気がします!」
と、真剣交際も前向きなご様子…!
その後、程なくして彼から真剣交際のお申し出がありました。
フィーリングOK、結婚観のすりあわせばっちり、彼の居住地へ嫁ぐ覚悟もできた…と、彼女は納得の上で真剣交際をお受けすることに!
ここまでとてもスムーズな展開、このままうまく進めばいいな…
と思っていましたが、真剣交際後のデートは平行線…
これまでとは打って変わって、スローペースで進んでいきます。
これまでハイペースで進んできたせいか、マリッジブルー気味になっていたようでした。
しかしながら、真剣交際に入った途端お相手相談所からは
「いったん今月プロポーズの流れで進めてよろしいでしょうか?」
と急かされるようになって私もびっくり。
これは相談所の意向なのか、お相手男性のお気持ちの高まりなのかは分かりませんが、IBJには成婚期間のルールがあるため、どちらのお気持ちも分からなくはないのですが…
(基本的には、双方のお気持ちを確かめながら進めていくのでご安心ください。
ただ様々な考え方の相談所があって、色んなスタンスの仲人がいて、正解があるようでないのが婚活かも…と道半ばの私です)
彼女としては、これまでの人間関係やキャリアなどを全てリセットして新たな環境へ飛び込むことになります。
プレ交際で覚悟ができても真剣交際で悩んでしまう…お気持ちすごく分かります。
とにかくお相手相談所には事情を伝えて待ってもらうことにして、これまで通りデートを重ねてもらうことにして…
重ねて重ねて、10回目に差し掛かろうとした日のデート報告で、事件は起こったのです。
「何度か会う中で、初めてクセがあることに気付きました。
結婚相手として見るのは難しいかもしれないです。」
え、クセ…?
真剣交際に入って、もう10回近くデートしてるのに、そんなに嫌なクセだった…?
すぐさま彼女にお電話をしたら、落胆したような声が聞こえてきました。
彼には爪を噛むクセがあったようで…
「今回初めて個室でランチしたんですけど、他の人の目がなかったからですかね…
ずーっと爪を噛んでるんです。話してる間中ずっと…親指だけとかじゃなくて、全部の指を1本ずつ噛んでる。
噛むだけじゃなくて、舌を出してペロリと舐めたりもして…
正直気持ち悪かったです。今までそんな素振りなかったので、抑えてたんですかね。
一気に気持ちが冷めました。もう無理なので終了します。」
すでに彼女の気持ちは、修復不可能なほど落ちていました。
急なことに私も面食らってしまいましたが、こればっかりは仕方ないのかもしれない…
人それぞれ許容できるものは違うものです。
小さな綻びが大きな破れになったら…それは破綻になりますよね。
他人にとっては「そんなことで?」と思われるかもしれないですが、彼女にとっては受け入れられないことだったということ。
しかしながら、真剣交際に入って、もう10回近くデートして、その終了理由がクセというのは大変言いづらい…けれども言わなくてはいけない…
お相手相談所にお電話し、正直にお話した所、案の定
「…そんなことで???」
って呆れた声で言われ、丁重にお詫び申し上げるしかなかった…
真剣交際まで進んだ男性会員さま、クセで振られるとは思ってもみなかったと思います。
それを彼に伝えるお相手相談所も辛いはずと、それぞれの気持ちが分かるから辛い…
なくて七癖、誰しもが何かしらのクセを持っているもの。
今回のように爪を噛むとか、あとは腕組み、貧乏ゆすり、クチャラー、ため息、扉をバタン!と閉める、もしくはちょい開けて閉める、などなど…
あまり印象がよくないクセがある場合は要注意。
そして何度もデートしたのに交際終了となった彼女ですが、彼の意向でずっと短時間のお食事デートしかしていなかった様子(なぜ?)
デートのバリエーションを増やすこと、長時間一緒にいることなどで新たな気付きがあるものなので、色んなデートをしてみることも大切です。
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