ご乗車ありがとうございます、婚活列車のあいかです。
元バスガイドが秋田・仙台・盛岡を中心に東北のご縁をつなぎます。
恋愛ベタさんを1年以内のご成婚に向けてポジティブにご案内♡
お相手からの好意は感じるし、とてもいい人だと思う。
でも自分の気持ちが追い付かない…
そんな想いを抱える女性も多いのではないでしょうか。
マリトレ会員さまの中でもそのように悩む方は多く、相談を受けることもしばしば。
今年から活動スタートのアラサー女性会員さまは、まさに悩みの真っ最中。
プレ交際に進んだ彼とは趣味がすごく合うそうで、順調にデートを重ねています。
デートで彼女がハマっているマンガの話題になり「今度読んでみます!」と彼は言いました。
だいたいその場だけで行動に移さない人って多いなと思うのですが、次のデートではちゃんと読んでくれたというのです。
それも1巻2巻ではなく、なんと20巻も読んでくれたとのこと!
い、いい人…!!
本当に読んでくれる、しかもこちらの想像を上回る行動…これは本当に嬉しいですよね。
またひとつ共通点が見つかり、その日のデートも楽しく過ごせたようです。
さらに結婚観のお話も徐々にできていて、キャリアのことやお住まいのことなどのすり合わせもばっちり。
趣味も合う、言葉と行動が一致している、結婚観にも乖離なし。
ですが、何度デートを重ねてみても彼女の気持ちはついていかないというのです。
もともと恋愛経験ゼロだったので、温度が上がっていくのに時間がかかるのかな…と見守りつつ、本当の原因は何なのだろう?と思い彼女とお電話しました。
その電話口からは、ぼつりぼつりと本音がこぼれだします。
「すごくいい人だと思うんです。
趣味も合うし条件もいいし、いつもお気遣いを感じます。
でも…最近、彼と会うって考えるとちょっと憂うつになってしまう自分がいます。
デートで顔を見た瞬間にテンションが下がって、帰宅してLINEがきてまた下がってしまうんです。」
会った時にテンションが下がる…!?
これは結婚以前の問題ではないか…!
なぜそのような状態になるのかを深掘りしていった所、恋人以前に友だち止まりのお相手なのでは?と考えました。
結婚相談所での婚活だと特に、関係性をすっとばして「結婚相手として見なきゃ」と考えがちです。
ですがその前に、友だちになれるか?次は異性として見れるか?と、段階を踏んでいくことが大切。
彼女は「早く成婚しなきゃ」「彼を逃したら他にいないかもしれない」という執着に縛られ、もがいていたように思います。
条件は抜きにして、純粋に彼と過ごす時間を自分自身が楽しめるか?にフォーカスして会ってみてはとアドバイス。
そして届いたデート報告には「交際終了」の文字がありました。
その日はディナーデートでしたが、ふいに彼との距離が近付く場面があり…
その瞬間「う、嫌かも」と思ったそう。
お酒を飲んでいたこともあり、タクシーで途中まで一緒に帰ることになったのですが、狭い社内で彼と二人、なんだかいい雰囲気に…なりそうになった時、
「あ、私、彼と恋人っぽい雰囲気になるの無理だ…早く帰りたい。」
と感じたことが決定打。
つまり「好きになれない」ではなく、彼とは「友だち以上の関係になれない」ということだったと、彼女は気付いたのでした。
「いい人」って厄介、だって切るに切れない!!
条件がいい、結婚観が合う、優しい…
でも会った瞬間にテンションが下がる状態では、この先長く続く結婚生活を過ごすなんて到底無理ですよね。
迷った時は、冷静に自分の気持ちを見つめ直すことが大切。
判断軸としては、
●一緒にいて楽しいと感じる
●居心地のよさがある
●強烈に好きというよりもここが嫌という部分がない(あっても許容できる)
などがあるかどうか?
それがあったなら、焦らずに一緒の時間を重ねていきましょう。
どんなにいい人でも、それを見つけられなければ未来のお相手じゃないのかも。
気持ちの上昇は、男性より女性の方がゆっくりな傾向があります。
好きになれない自分を責めないで!
「早く結婚しなきゃ!という焦りから、自分の気持ちに目を背けていました」
と気付いた彼女は、条件だけに囚われず、会った時に気持ちが少しでも上がるお相手を見つけるべく、また頑張っています。
歩みを止めなければ、きっと「いいな♡」と思えるお相手に巡り会えるはず。
それまであきらめずに、婚活特急列車を走らせてまいりましょう。